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4トントラックでざっと1台分。1人の日本人が1年間に出しているゴミの量です。4人家族ならば約15トンになります。これだけのゴミが目の前に積まれたことを想像すれば問題の深刻さが分かるかと思います。

大量生産・消費・廃棄の社会システムが、環境破壊という形で将来の発展や生存の可能性さえ危うくしています。環境を守るためにさまざまな取り組みもなされていますが、根本的な原因を解決せずに、応急措置だけでは問題は解決しないと思います。その根本的解決策のひとつに「ゼロエミッション」があります。ゼロエミッションとは環境へのエミッション(排出、廃棄物)を可能な限りゼロに近づけることを言います。廃棄物を出さずに、資源を100%有効活用して、同時に環境負荷をまったく伴わない社会を目指すためのキーワードです。通産省は環境共生型の経済社会機構に向けた地域の取り組みを支援するためにゼロエミッション構想(エコタウン事業)を始動しました。ゼロエミッション・・・それは、自然が教えてくれたアイデアです。

自然界に無駄に失われるものは何もありません。たとえば、1枚の木の葉。太陽の光をいっぱいに浴びて元気よく光合成をする木の葉も、やがて枯れ葉となって木から落ちてしまいます。木にとっても枯れた落ち葉は何の役にもたたないようなもの。ところが、落ち葉を栄養源として育つ菌類には木から落ちる枯葉は必要不可欠です。菌類は木の葉を分解して土を肥やし、豊かになった土は木に栄養を与えて木は再び新しい若葉をはぐくみます。こんな自然の循環システムを私達の生産活動にも作ることができたら良いですね。
ゼロエミッション、それは木の葉のような自然の循環システムから生まれました。つまり、生産過剰ででる廃棄物を全て別の分野で生産の原料として再利用し、無駄な廃棄物(エミッション)をゼロにするプロジェクトです。これを達成するためには不要なものの再利用を後から考えるリサイクルは勿論、生産のスタート時点から再利用を考えて取り組まなければなりません。 自然がくれたアイデア、ゼロエミッション豊かな自然環境を守るために限りある資源を節約するために、世界中から注目を集めています。


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